造作家具での失敗を防ぐために

2021/11/07(日) 家づくりのこと

造作家具とは、それぞれの部屋に合わせて作られた家具のことです

作り付け家具とかオーダーメイド家具ともいいます。

造作家具は、現場で大工さんが作ることもあれば、

ある程度仕上がったものを搬入し、現場で仕上げることもあります


メリットとして、

・部屋に統一感を与える

・デッドスペースを有効利用できる

・サイズや素材、仕様などの細かい要望を実現できる

・地震の際、家具の転倒を心配せずにすむ

などが挙げられます。


一方、

・気軽に配置を変えられない

・既製品より割高

・サイズや素材などを細かく指示しなければならない

・撤去後は、クロスの補修や貼り替えが必要

といったデメリットもあります。


ですから、家族の成長に合わせて家具のサイズや配置を変えたい方は、

どこまで採用するか慎重に検討した方が良いでしょう。


ちなみに、先輩施主の失敗談や後悔には、

「奥行や高さが使い方に合っていなかったので不便」

「素敵な家具を見つけても、撤去費用を思うと買い替えできない」

「凝ったデザインにしたところ、壊れやすく補修費用もかさむ」

「棚板の高さを調整できないので、収納できるサイズが限られる」

「水回りなのに耐水性が無い素材を使ったので、劣化が早い」

「テレビを置くのに、ケーブル穴やコンセントをつけ忘れて困った

など、数多くの事例があります。


そんな失敗を防ぐため、造作家具を作るときは、

どこで何をどう使いたいのかをできるだけ詳細に想像して、

そのイメージを業者と共有しながら図面に起こしていきましょう。


 

 

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