こんにちは。
京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店
陽だまりハウスです。
総務省統計局の「平成30年 住宅・土地統計調査」によると、
戸建て住宅の約9%が太陽光発電を導入しているそうです。
太陽光発電は、非常時の電源としても重宝します。
最近の、長引く電気料金高騰の対策としても役立ちます。
ところで、最近
「ゼロ円ソーラー」への関心が高まっていることをご存知ですか?
■ゼロ円ソーラーとは
発電事業者が契約者宅に、パネル設置や維持管理を無償で行うもの
そのため、まとまった資金が無い方でも初期費用無しで設置できま
ゼロ円と聞くと不信感を抱くかもしれ
しかし、脱炭素化に向けて
国や自治体も導入を支援している仕組みなので安心です。
■自費設置との違い
従来の設備は、戸建て住宅の所有者が自費で設置します。
発電した電力は自宅で消費し、余った電力を売り、
発電で賄えなかった分を買います。
売電より自家消費を優先する方は、蓄電池を設置します。
これは、所有権があるからこそ選べる方法です。
一方、ゼロ円ソーラーの所有権は発電事業者にあります。
「電力販売」で契約する場合、発電した電気は事業者のものです。
そのため、契約者は使った分の電気料金を支払う必要があります。
とはいえ、電気代の割引や料金単価の固定制度などがあるので、
一般的な電気料金より割安で使用できます。
「リース」で契約すると、
毎月使用した電気料金ではなく、リース料金を支払います。
■解約は?満了後は?
契約期間は事業者によって異なりますが、概ね10~20年です。
原則として中途解約はできません。
契約期間内に解約すると、残存分の支払い義務が生じます。
契約期間満了後、設備一式は契約者に無償譲渡されます。
譲渡後のメンテナンス費用は、契約者負担となります。
■契約できない場合もあります
ゼロ円ソーラーは、
・世帯主の年齢
・築年数
・屋根の形状や屋根材
・周辺環境
などの条件を満たした方のみ契約できます。
初期費用無しで設置でき、非常時の電源としても使えるため、
費用負担がネックになっていた方からの関心を集めているとか。
検討の際は、月々の負担、解約の条件、期間満了後の取り扱い、
メンテナンスなどについて、十分にチェックしましょう。
自治体の助成金制度のチェックもお忘れなく。
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