小山 志穗 自己紹介へ

性能が低い新築住宅の罠:忘れがちな家のランニングコスト

2024/03/03(日) 家づくりのこと

新築住宅の購入は、多くの人にとって夢の一歩です。

しかし、性能が低い新築住宅を選択することは、将来的なランニングコストの増加や快適性の低下など、

様々な弊害を引き起こす可能性があります。

 

1. 断熱性能の不足

多くの低性能な新築住宅では、断熱性能が不足していることがあります。

結果として、夏は暑さがこもり、冬は寒さが進入することで、

エアコンや暖房の過度な使用が必要になります。

これは、電気代やガス代の増加を招き、ランニングコストを膨らませる原因となります。

2. 劣悪な気密性

低性能な新築住宅は、気密性が十分でないことがあります。

外部からの空気や湿気が建物内に侵入しやすくなり、結露やカビの発生を招く可能性が高まります。

これにより、建物の耐久性が低下し、修繕や補修にかかる費用が増加します。

3. エネルギー効率の低さ

低性能な新築住宅は、エネルギー効率が低い傾向があります。

古い機器や設備、絶縁材料の未適切な使用などが原因で、

電力やガスの無駄な使用が増え、光熱費が高まります。

エネルギー効率の低さは、環境にも悪影響を及ぼします。

4. メンテナンスコストの上昇

低性能な新築住宅は、建物自体が早期に劣化する可能性があります。

これに伴い、修繕やメンテナンスが頻繁に必要になり、そのコストが上昇します。

良好な性能を持つ新築住宅であれば、メンテナンスが少なく、

結果としてランニングコストも低減できるでしょう。

結論

新築住宅の購入は慎重に検討すべきです。性能が低い建物は、

初期の安さに魅力を感じるかもしれませんが、

その結果として発生するランニングコストや快適性の低下を見逃してはなりません。

品質の高い建材や設備を使用し、エネルギー効率の向上に努めた新築住宅を選択することが

、将来の生活コストを抑える重要なポイントとなります。

 

 

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