小山 世次 自己紹介へ

本物の健康住宅

2023/04/15(土) 家づくりのこと

こんにちは。

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店

陽だまりハウスです

 

本物の健康住宅3つのポイント❕

 

①自然素材にこだわる

②断熱性能を高める

③熱交換型の換気システム

前回は、①自然素材にこだわるについて

お話をしましたので、

今回は②断熱性能を高める

についてお話をします。

健康=断熱性能??

意外と思われた方もおられるのではないでしょうか?

こんな経験はありませんか?

・暖房の効いた部屋から廊下に出ると寒っ!

・お風呂に入ろうと服を脱ぐときに寒っ!

・夜中トイレに行くときに寒っ!

・朝寒くて布団からなかなか出られない!

・朝起きた時の室温が10度以下でびっくり!

・夏場にエアコンをかけているのに寝苦しい!

・窓の結露そうじが面倒!カビも生える!

これら全てが、

健康=断熱性能が深く関わっているのです❕

 

私が大好きだった

元プロ野球の野村監督が入浴中に倒れて

お亡くなりになりました。

このような入浴中の事故

年間で約1万9千人が命を失っています。

交通事故の死亡者数

年間で約4千人ですから、

交通事故の4倍~5倍というのが現実です!

『行ってらっしゃい、気を付けてね!』ではなく、

『お帰りなさい、気を付けてね!』が正しい事になります。

 

これらは、”ヒートショック”といって、

寒い洗面所から、温かい湯船につかって

再び寒い洗面所にもどると、

急激な温度差が生じます。

その時に血管に大きな負担が掛かってしまい 

血圧が急上昇して意識を失います。

このように、家の中で大きな温度差があると

体に大きな負担が掛かってしまうのです!

では、どうしたらいいのか?

それは、高気密・高断熱住宅であれば

家中の温度が一定で温度差が少ないため

ヒートショックや熱中症の予防

なるので、こういったことを知っておく事が

とても重要になってきます!

 

『私は若いから大丈夫。高齢者が要注意でしょ!』

と思われるかもしれませんが、

そんなことはありません!

30代や40代でも、ヒートショックが原因で

命を落とされている方がおられるので

注意が必要です!

他人事ではなく、自分事として捉える!は、

今回のコロナウィルスでの教訓ではないでしょうか。

 

また、窓の結露がどうして

健康=断熱性能なのか?というと、

結露が原因でカビが発生すると

それを好むダニが繁殖します。

目に見えないホコリやダニが大繁殖すると

糞や死骸が部屋中至る所に充満します。

そして、人が歩くたびに舞い上がり

知らない間に吸い込んでいて、

アレルギーや喘息、アトピーなどの症状に

つながってしまいます。

窓の結露は、断熱性能を高める事が重要

エアコンや24時間換気の併用で

更に結露しにくくすることができます。

 

健康意識の高いイギリスでは…

 

健康意識の高いイギリスでは、

冬における住宅すべての室温の最低基準が18℃

法律で定められています。

 

18℃以上 住宅における全室の室温の最低基準

18℃未満 血圧上昇、循環器系疾患の恐れ

16℃未満 呼吸器系疾患に対する抵抗力低下

9~12℃ 血圧上昇、心臓血管疾患のリスク

5~8℃ 低体温症を起こすリスク

 

18度以下の場合は、リフォームするか

建替えや住み替えなどをしなければなりません。

日本にはこういった法整備がありません。

だからこそ、”自分の健康は自分で守る!”

ということが大切ですね。

まとめ

 

ヒートショックなどの家庭内での死亡者数は

交通事故の死亡者数の4倍~5倍も起こっている

というのが現実です!

また、単なるアレルギー体質だと捉えていた事が

実は、家の断熱性能が深く関わっていた事が

わかったでしょうか?

健康長寿の楽しい人生のためには、

家中の温度差が少なく、窓の結露もしにくい

本物の”高気密・高断熱”の家をご検討されたら

いかがでしょうか?

ただし、

本物の”高気密・高断熱”の家

そうではない家があるので、

その見極め方を身につけることも必要に

なってくるでしょう!

その方法は、追々このブログで取り上げて

いきますので、読んでくださいね♪

 

 

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