こんにちは。
京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店
陽だまりハウスです。
あなたは自宅の家具がきちんと固定できているか確認したり、
非常食などの備蓄品を整理できていますか?
非常食や水の備蓄量は、最低でも3日分、
可能なら7日分を用意した方が良いと言われています。
とはいえ、それだけの量を備蓄するには結構なスペースが必要です
備蓄品をどこに保管していますか?
■直射日光・高温多湿
食品パッケージによく記載されているのが
『直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください』
という注意書きです。
では、『常温』ってどれくらいの温度なのでしょう。
明確な定義は無いようですが、
厚生労働省は『夏季において外気温を超えない温度』、
JIS規格は『5~35度』と表現しています。
メーカーによっては、『15~25度』『28度』などのように、
個別に目安を設けている場合もあります。
ちなみに、『多湿』とは湿度60%以上を指すそうです。
■食料や飲料の保管に不適な場所
・シンク下の収納・・・湿度が高くなりやすく風通しが悪い
・ガスコンロ下の収納・・・高温になりやすい
・家電や暖房器具の近く・・・高温になりやすい
・クローゼット・押し入れ・・・地震で家がゆがんだ時、開閉でき
・車内・・・高温になりやすい
■分散保管でリスクも分散
好条件の保管場所は限られるので、
一か所に3~7日分の備蓄品を収納するのは難しいものです。
そんな時は、分散して保管しましょう。
そうすれば、押し入れの備蓄品を取り出せない時でも、
ウォークインクローゼットの備蓄品で急場をしのげます。
車内の温度変化に対応できる備蓄品を車に保管しておけば、
自宅が倒壊した時でも、備蓄がゼロになることはありません。
割りばしや手袋などのように、
直射日光や高温多湿の影響を受けない備蓄品もあります。
カセットボンベは、40度以下で湿気の少ない場所なら保管可能で
災害リスクが高い地域に新築したなら、
職場や実家、トランクルームなどに分散保管するのもいいですね。
■開封後は?
常温保存可能な食品の中には、開封後も常温保管ができるものと、
開封後は冷蔵庫で保管しなければならないものがあります。
食べきりサイズの備蓄品なら気にする必要はありませんが、
そうでないものは、開封後の取り扱いについて確認しましょう。
停電を想定するなら、開封後の冷蔵保管が必要な食品は
食べ切りサイズにした方が良さそうですね。
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