小山 世次 自己紹介へ

在宅時間が増えても健康に過ごせる家づくりを

2021/11/15(月) 高性能住宅

家で過ごす時間が長くなると、

今まで気にならなかった部分に不満を感じることがあります。

また、家で過ごす時間が長くなったことが原因で

体調が悪くなった方もいます。


そんなトラブルを防ぐため、

健康に過ごすために欠かせないポイントを、いくつかご紹介します

■温度


18度未満の寒い住まいは、

高血圧や動脈硬化、循環器疾患や夜間頻尿、ヒートショックや転倒など、

様々な病気やトラブルを招きます。

そのため、WHO(世界保健機関)は、

冬の室温を18度以上に保てる環境づくりを強く推奨しています。



■湿度


湿度が低いと、インフルエンザなどのウイルスの繁殖、

肌やのどの乾燥などのリスクが高まります。


湿度が高いと、ダニやカビが繁殖しやすくなるので、

人体だけでなく、住まいにもダメージを与えます。

ホコリも溜まりやすくなるので掃除の負担が増えます。


そのため、40~60%の湿度を保てる環境が理想だとされています。



■日当たり


仕事のため夜しか在宅していない時期は気になりませんが、

日当たりが悪い住まいは湿気が溜まりやすく、

寒くて照明が必要な時間が長いため、暖房代や電気代がかさみます

また、日光を浴びる機会が少ないと、

幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌量が減るため、

些細なことで落ち込むなど、精神面が不安定になりがちです。


もし雨が続く日や冬の日差しが弱い日など、

日光を浴びる時間が少ない時期に怒りっぽくなったり、

落ち込みやすくなる家族がいるのなら、

今の住まいより日当たりの良い新居を目指しましょう。



■収納


家族の人数だけモノは増えます。

必要な場所に出し入れしやすい収納があれば、掃除も片付けも楽です。

散らかった部屋にイライラすることも無くなります。


かといって、必要以上に収納スペースを増やすと、

居住スペースが減るので部屋が狭くなって使いづらくなります。


どこに何を、どれだけどのように置くか、よく確認しましょう。



■シックハウス


住まいや家具から放出される化学物質のほか、

ダニやカビ、芳香剤や合成樹脂なども原因となります。

そのため、室内の化学物質を増やさないことだけでなく、

こまめな換気や掃除で清潔な環境を維持することが大切です。


 

 

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