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外壁のメンテナンスの周期はどれくらい?

2024/07/28(日) 日々のこと

家の外壁は、見た目だけでなく、建物全体の耐久性や安全性にも関わる重要な部分です。

適切なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし、住環境を保護することができます。

では、外壁のメンテナンスの周期はどれくらいが適切なのでしょうか?

1. 外壁の種類とメンテナンス周期

外壁の素材によって、メンテナンスの周期は異なります。

以下に代表的な外壁素材とそのメンテナンス周期の目安を紹介します。

1.1 サイディングボード

サイディングボードは、日本の住宅で最も一般的な外壁素材の一つです。

素材としては、窯業系サイディングと金属系サイディングがあります

。窯業系サイディングのメンテナンス周期は約10~15年と言われています。

一方、金属系サイディングの場合は、約15~20年が目安です。

1.2 モルタル外壁

モルタル外壁は、耐久性が高く、デザインの自由度が高い点が特徴です。

メンテナンス周期は、約10~15年です。特に、クラック(ひび割れ)や塗装の劣化が見られた場合は、

早めのメンテナンスが必要です。

1.3 タイル外壁

タイル外壁は、耐久性と耐候性に優れ、メンテナンス頻度が低いことが利点です。

一般的には、30年程度の長期にわたりメンテナンスが不要とされていますが、

目地の劣化やタイルの剥離が見られた場合は、適時修理を行う必要があります。

1.4 木造外壁

木造外壁は、自然素材の温かみが魅力です。しかし、風雨や紫外線による劣化が早いため、

定期的なメンテナンスが求められます。塗装や防腐処理を含め、

5~10年ごとにメンテナンスを行うのが一般的です。

2. メンテナンスの具体的な内容

メンテナンスの内容も素材によって異なりますが、以下の点に注意して行うことが重要です。

2.1 定期的な点検

外壁の劣化や損傷を早期に発見するために、定期的な点検が欠かせません。

少なくとも年に一度は専門業者による点検を受けることをお勧めします。

2.2 再塗装

外壁の塗装は、紫外線や風雨から素材を守る重要な役割を果たします。

再塗装のタイミングは、塗装の種類や外壁の状態によりますが、一般的には10年ごとが目安です。

2.3 クラックの補修

クラックが発生すると、そこから雨水が侵入し、建物の構造に悪影響を与える可能性があります。

クラックが見つかった場合は、速やかに補修を行いましょう。

3. メンテナンスの重要性

外壁のメンテナンスを怠ると、見た目の劣化だけでなく、建物自体の寿命を縮める原因にもなります。

また、修理が必要な状態になるまで放置すると、修繕費用が高額になることもあります。

定期的なメンテナンスを行うことで、トータルのコストを抑え、快適な住環境を維持することができます。

4. プロに任せるべき理由

外壁のメンテナンスは、自分で行うことも可能ですが、専門知識と技術を持つプロに任せることが最も確実です。プロの業者に依頼することで、適切な点検や修繕が行われ、

長期間にわたって外壁を良好な状態に保つことができます。

まとめ

外壁のメンテナンスの周期は、外壁の素材や気候条件、建物の立地などによって異なります。

一般的な目安としては、サイディングボードやモルタル外壁は10~15年、タイル外壁は30年、

木造外壁は5~10年とされています。定期的な点検や再塗装、クラックの補修を行うことで、

外壁の寿命を延ばし、建物全体の耐久性を高めることができます。外壁のメンテナンスは、

専門業者に依頼することで安心して任せることができますので、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

 

 

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