金利引き上げの理由は?
住宅ローンの金利は、10年ものの日本国債の利回りを参考にして
その利回りが、1月31日に0.185%となりました。
0.1%を超えるのは6年ぶりで、
マイナス金利導入以降、最も高い数値です。
そのため、住宅ローンの金利も引き上げられることになりました。
ちなみに、2月2日に財務省が発表した
2月に発行する個人向け国債の初回利子の適用利率も、
年率0.11%に引き上げられています。(1月は0.07%)
いつの金利が適用される?
新築費用は、契約時(着手金)、中間時(中間金)、
引き渡し時(残金)のように、複数回に分けて支払います。
手持ち資金で対応できない場合は、金融機関に事前に申請を行い、
着手金や中間金を『つなぎ融資』で支払います。
このように、つなぎ融資を利用した方の中には、
最初に申し込んだ日や契約した日、
つなぎ融資を受けた日などの金利が、
住宅ローンに適用される金利だと思う方もいるそうです。
しかし実際は、申込時の金利を適用する金融機関もあれば、
つなぎ融資を相殺して正式に住宅ローンを実行する
『引渡し日』の金利を適用する金融機関もあります。
こんなセールストークに注意
「今後も金利上昇が続くかもしれないので、できるだけ早く契約し
「この金融機関は、提携しているので他より早く審査してもらえま
「低金利のうちに上限まで借りて、余った分を返済に回した方がお
などのように、不安感やお得感に働きかけるセールストークは要注
金利を優先し、打ち合わせや資金計画が不十分なまま家づくりを進
思わぬ失敗や後悔が待ち受けているかもしれません。
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