小山 志穗 自己紹介へ

低断熱住宅のデメリット高ストレスで電気代もバク上がり」

2024/03/16(土) 家づくりのこと

ヒートショック&寒さで体調不良のリスク

断熱性能が低いと室内外の温度差が激しく、

寒暖の差に体が対応しきれず、ヒートショックや凍えなどの体調不良を引き起こしかねません。

高齢者や幼児には特に影響が大きいでしょう。

 

電気代など光熱費が加熱する

 断熱性能が低い住宅では、冷暖房の効きが悪いため多くのエネルギーを使わざるを得ません。

例えば寒い冬場、室内をわずかでも暖めようとすると

石油ストーブやエアコンを長時間稼働させる必要があり、光熱費がかさみます。

また、暑い夏は部屋の温度を下げるために涼しい外気を取り入れづらく、

エアコンに頼らざるを得ません。このようにひとたび冷暖房を使い始めると、

熱の逃げや外気の入り込みが激しいため、かなりの電力を消費してしまうのです。

加えて、断熱性の低い壁や窓からは熱の逃げや外気の侵入が避けられません。

ストーブの熱が外に逃げたり、エアコンの冷たい空気が漏れ出したりするため、

目的の温度を維持するのに常に電力をむだ使いしてしまうことになります。

 

このように、低断熱住宅では光熱費がかさみがちです。冬場でも夏場でも、

快適な温熱環境を保つのに多大なエネルギーコストがかかってしまうのが実情です。

 

結露によるカビ・ダニの発生リスク
断熱性が低いと結露が発生しやすく、そこからカビやダニが発生して健康被害の原因になる恐れがあります。

 

このように、低性能な住宅はランニングコストの急増だけでなく、健康面や室内環境の質の低下など様々なデメリットが考えられます。高断熱へ注目が集まる理由がよくわかります。

 

 

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