小山 志穗 自己紹介へ

窓づくりで後悔の声が多い3つのこと

2022/09/07(水) 家づくりのこと

こんにちは。

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店

陽だまりハウスです。

 

窓を全開にする時間が増えました。

そのため、外の物音や話し声が良く聞こえます。


普段の音量なら、会話の内容までは聞き取れません。

しかし、親御さんがお子さんを叱る時や、

飼い主さんがペットを叱る時って声が大きくなりがちですよね。


そんな声を聞くたびに、

「窓を開けた部屋で自分が子どもを叱った声も、

近所に響いていたんだろうな…」

と、今さらではありますが恥ずかしさを感じています。


そんな経緯もあり、聞かない方が良さそうなお説教が耳に届くと、

そっと窓を閉めています。

きっと、感情的な声は人に聞かれたくないでしょうから。^^;

■どんな後悔が多い?


窓づくりの後悔で多いのが、

・風通しが悪い

・隣家や道路からの視線が気になる

・部屋が暗い

の3つです。

それを防ぐには、どうすれば良いのでしょう。



■風通し


その地域の風向きに合わせて「入口」と「出口」を設けると、

風通しの効率は良くなります。

しかし、部屋によっては、壁の1面にしか窓を設置できない場合もありますよね。

そんな時でも、上と下に窓を設ければ空気を動かせます。

天窓を設けるのもいいですね。


もし1つしか設置できない時は、

隣の部屋も含めて風の通り道をつくりましょう。



■視線


窓の配置を考える時、隣家の窓に重なる場所は避けた方が賢明です

とはいえ、間取りや家具を置く場所によっては、

どうしても避けられないこともあるでしょう。


そんな時は、

・視線が合わない高さに横長窓を設ける

・ルーバー雨戸を設置する(断熱効果もアリ!)

・引き違い窓ではなく、内倒し窓などの視線が届きにくい窓にする

などの方法を検討しましょう。


トイレや浴室など、カーテンで目隠ししない窓の位置や種類は、

特に慎重に検討しましょう。



■採光


季節によって日差しは異なるので、

まずは、その部屋でどのように過ごしたいか確認しましょう。

例えば、早起きしないための寝室づくりなら、

東側の窓は避けるか小さめにすれば、夏の日の出対策ができます。


自然光で明るい部屋づくりをするなら、

・光を遮る壁を減らし、広々とした空間にする

・チェッカーガラスなど、採光を妨げない間仕切りにする

・光ダクトを設置して、窓から離れた場所にも自然光を届ける

などの方法があります。




■紫外線


窓から侵入する紫外線は、人だけでなく、

壁や床、家具にもダメージを与えます。

前述の光ダクトは紫外線をカットできますが、

一般的な窓はそうもいきません。


そこで重宝されているのが紫外線カットフィルムです。

種類によっては、目隠し効果、飛散防止、

遮光、断熱などの機能を加えたものもあります。


ただし、

・LOW-E複層ガラスなど、ガラスの種類によっては貼れないも

・張り直しができないもの

があるので、購入の際は商品説明を確認しましょう。

 

 

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