小山 志穗 自己紹介へ

片付かない原理:なぜ整理整頓が難しいのか

2023/10/04(水) 収納のこと

なぜ私たちは物事を整理整頓することが難しいのでしょうか?

その背後にはいくつかの原理が存在します。

1. 欲望の原理

片付かない原理の一つは、欲望の原理です。私たちは新しいものを手に入れたり、

物を集めたりすることを好む傾向があります。

これは、新しい服、家電製品、本、趣味の道具など、さまざまな形で表れます。

しかし、これらの物品は増える一方で、整理整頓が難しくなります。

欲望を抑えることができないと、片付けることも難しいのです。

2. 時間の制約

片付かない原理のもう一つの要因は、時間の制約です。

忙しい生活や仕事のストレスから、片付ける時間が十分に確保できないことがあります。

片付けには時間とエネルギーが必要ですが、これらの資源が不足していると、

片付けを後回しにしてしまうことがあります。

3. 意思力の枯渇

意思力の枯渇も片付かない原理に影響を与えます。

一日の終わりには、意思力が低下し、自制心が弱まります。

そのため、物事を整理整頓する決断力やエネルギーが不足し、結果的に片付けが疎かになります。

4. 意味の欠如

物を整理整頓する意味が不明確な場合、片付けが難しいです。

なぜ整理整頓をする必要があるのか、その意味や価値を理解できないと、

モチベーションが低下し、片付けを続けることが難しくなります。

5. 慣習の力

最後に、慣習の力も片付かない原理に関与しています。

長い間、物を放置し続ける習慣が身についてしまうと、

それを変えるのが難しくなります。古い習慣を打破し、

新しい整理整頓の習慣を身につけることは、意志の力と時間が必要です。

 

以上の要因が、片付かない原理を形成しています。

しかし、片付けを始めるための方法や、整理整頓のメリットについて考えることで、

この問題に対処することは可能です。片付けの大切さを理解し、

継続的な努力を続けることで、より整然とした生活を送ることができるでしょう。

片付けのスタートは今、この瞬間から始めることができます。

 

 

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