本物の健康住宅3つのポイント❕その②
こんにちは、棟梁の小山です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
Facebookでは、
【宇治を元気に‼】を合言葉に、
宇治市周辺の飲食店を応援しよう!
という動きがあります。
テイクアウトやデリバリーの情報を
自薦、他薦問わず毎日活発に情報交換されています。
宇治市認定!まちづくりマイスターの
私も微力ながら地元のお店からテイクアウトをしたり、
情報発信をしたりと
美味しく、楽しく飲食店を応援させてもらっています。
本物の健康住宅3つのポイント❕
①自然素材にこだわる
②断熱性能を高める
③熱交換型の換気システム
前回は、①自然素材にこだわるについて
お話をしましたので、
今回は②断熱性能を高める
についてお話をします。
健康=断熱性能??
意外と思われた方もおられるのではないでしょうか?
こんな経験はありませんか?
・暖房の効いた部屋から廊下に出ると寒っ!
・お風呂に入ろうと服を脱ぐときに寒っ!
・夜中トイレに行くときに寒っ!
・朝寒くて布団からなかなか出られない!
・朝起きた時の室温が10度以下でびっくり!
・夏場にエアコンをかけているのに寝苦しい!
・窓の結露そうじが面倒!カビも生える!
これら全てが、
健康=断熱性能が深く関わっているのです❕
私が大好きだった
元プロ野球の野村監督が入浴中に倒れて
お亡くなりになりました。
このような入浴中の事故で
年間で約1万9千人が命を失っています。
交通事故の死亡者数が
年間で約4千人ですから、
交通事故の4倍~5倍というのが現実です!
『行ってらっしゃい、気を付けてね!』ではなく、
『お帰りなさい、気を付けてね!』が正しい事になります。
これらは、”ヒートショック”といって、
寒い洗面所から、温かい湯船につかって
再び寒い洗面所にもどると、
急激な温度差が生じます。
その時に血管に大きな負担が掛かってしまい
血圧が急上昇して意識を失います。
このように、家の中で大きな温度差があると
体に大きな負担が掛かってしまうのです!
では、どうしたらいいのか?
それは、高気密・高断熱住宅であれば
家中の温度が一定で温度差が少ないため
ヒートショックや熱中症の予防に
なるので、こういったことを知っておく事が
とても重要になってきます!
『私は若いから大丈夫。高齢者が要注意でしょ!』
と思われるかもしれませんが、
そんなことはありません!
30代や40代でも、ヒートショックが原因で
命を落とされている方がおられるので
注意が必要です!
他人事ではなく、自分事として捉える!は、
今回のコロナウィルスでの教訓ではないでしょうか。
また、窓の結露がどうして
健康=断熱性能なのか?というと、
結露が原因でカビが発生すると
それを好むダニが繁殖します。
目に見えないホコリやダニが大繁殖すると
糞や死骸が部屋中至る所に充満します。
そして、人が歩くたびに舞い上がり
知らない間に吸い込んでいて、
アレルギーや喘息、アトピーなどの症状に
つながってしまいます。
窓の結露は、断熱性能を高める事が重要で
エアコンや24時間換気の併用で
更に結露しにくくすることができます。
健康意識の高いイギリスでは…
健康意識の高いイギリスでは、
冬における住宅すべての室温の最低基準が18℃と
法律で定められています。
18℃以上 住宅における全室の室温の最低基準
18℃未満 血圧上昇、循環器系疾患の恐れ
16℃未満 呼吸器系疾患に対する抵抗力低下
9~12℃ 血圧上昇、心臓血管疾患のリスク
5~8℃ 低体温症を起こすリスク
18度以下の場合は、リフォームするか
建替えや住み替えなどをしなければなりません。
日本にはこういった法整備がありません。
だからこそ、”自分の健康は自分で守る!”
ということが大切ですね。
まとめ
ヒートショックなどの家庭内での死亡者数は
交通事故の死亡者数の4倍~5倍も起こっている
というのが現実です!
また、単なるアレルギー体質だと捉えていた事が
実は、家の断熱性能が深く関わっていた事が
わかったでしょうか?
健康長寿の楽しい人生のためには、
家中の温度差が少なく、窓の結露もしにくい
本物の”高気密・高断熱”の家をご検討されたら
いかがでしょうか?
ただし、
本物の”高気密・高断熱”の家と
そうではない家があるので、
その見極め方を身につけることも必要に
なってくるでしょう!
その方法は、追々このブログで取り上げて
いきますので、読んでくださいね♪
次回は、
本物の健康住宅3つのポイント❕
③熱交換型の換気システム
についてお話をします。
以上k、ちょんまげ棟梁でした!
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