小山 志穗 自己紹介へ

新居のコケ対策

2022/10/04(火) 家づくりのこと

こんにちは。

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店

陽だまりハウスです。

 




あなたは、外壁にコケが付いた建物を見たことはありませんか?

河川や水田などの湿気が高い場所の周辺は、

建物にコケが付きやすいものです。

しかし、複数の住宅が並んでいるのに、

その中の一棟だけがコケで覆われていることがあります。

それはなぜでしょう。

コケを防ぐには、どうすれば良いのでしょう。

■土地選び


河川や用水路、田畑などの湿気が多い場所や、

森や林、森林公園などの胞子が飛んできやすい場所は

コケが発生しやすいものです。


それらの条件に合う土地を選ぶ時は、外壁のコケ対策は欠かせません。



■配置


日当たりや風通しが悪い場所は、コケの繁殖に適しています。

建物の北側だけコケに覆われていたり、

塀との間隔が狭い外壁だけコケが繁殖しているのはそのためです。


敷地のどこに建物を配置するかによって、コケのリスクは変わります。

全ての壁に対して日当たりを確保するのは難しいものですが、

日当たりが悪い場所は塀や隣家との距離を確保し、

風通しを良くするなどの対策をしましょう。



■外壁


飛来したコケの胞子が付着しやすいのは、

凹凸の多い外壁や、経年劣化などにより防水機能が衰えた外壁です


・湿気が多い

・コケの胞子が飛んできやすい

・近隣の建物にコケが発生している

などのように、コケのリスクが高いと予想されるなら、

新築時にコケ対策に適した外壁材や塗料を検討しましょう。

初期費用は増えるかもしれませんが、

入居後の掃除や補修の負担を減らせます。


■コケを放置すると…


コケを放置すると、見た目が悪くなるだけではなく、

外壁のひび割れ、塗膜のはがれなどにより防水機能が低下します。

また、アレルギー性皮膚炎や鼻炎などの健康被害が発生することもあります。


外壁のコケは、建物にも家族にも悪影響を与えます。

乳幼児や高齢者、アレルギー体質などの家族がいる場合は、

特に注意しましょう。

 

 

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