小山 志穗 自己紹介へ

リフォーム時期の目安

2023/02/04(土) 家づくりのこと

 

こんにちは。

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店です

 

リフォーム時期の目安をお伝えしていきます。

もちろん、あなたにとって今すぐに必要なことではありません。

日々のメンテナンス、掃除を心掛けていれば、特に問題はないでしょう。

でも、1年、2年と時間が経つうちに、少しずつ、傷んでいきます

いつ、どこから手をつけていけばいいか、という目安にしてくださいね。


1年目までは、特に問題さえなければ大きな修繕は必要ないでしょう。

2年目になってくると、まず内装部分のカビが気になります。

トイレタンクを洗浄し、浄化槽を点検してもらいましょう。

水周りや建具もそろそろ劣化してくる頃です。

水道蛇口のパッキンを交換したり、

障子紙やふすまを張り替えたりする時期ですね。

小さいお子さんがいるご家庭でしたら、

すでに障子は張り替え済かもしれませんが(笑)



子どもが小さいうちは、あまり神経質にならず、

破れた部分に紙をアップリケのように貼ったりするのもいいかもしれません。

気にならなければ、ですが。



最近は、破れないものや、破れにくい障子紙があります。

それなりの金額はしますが、貼り替えのストレスに悩むくらいなら

そういったものを利用する方がラクですね。

もし、あの頃にそんなものがあったら、私は迷わず使っていたことでしょう。

障子は、断熱や採光・調湿に優れていますが、

子どもの被害に遭いやすいのが玉にきずですね(笑)。


お子さんがある程度成長するまでは、

リカバリーコストは安く抑え

成長したらきれいにやり替えてしまうという考え方もあります。

逆に、お子さんの成長とともに支出も増えていくので、

早いうちにしっかりリフォームしておく、という方法もありますね。

どちらが良いかは、人それぞれですよ。


さて、3年目~5年目は、外壁も気にしてみてくださいね。

ひび割れ・葺き替えの必要性がありますか?

屋根の鉄板の塗り替えも、そろそろ考えたい時期です。

外回りに鉄の部分があったら、サビも気になってきます。

内装部分は、畳を替える時期になってきました。

まずは裏返せば大丈夫です。

ですが、あまり年数が経ち過ぎると、裏返せなくなります。

適度な時期のメンテナンスが、畳を長持ちさせるコツなんです。

じゅうたんも生活の汚れが、掃除しても取りきれなくなってきた頃でしょう。

思い切ってクリーニングしましょう。

壁のクロスも、破れたり?がれたりしてきていませんか?

気になる部分は張替えると、雰囲気も一新されて良いですね。


5年目~10年目は、いよいよ劣化が目に見えて分かりやすくなってきます。

外壁のサイディングのすきまやサビ、

瓦のズレや割れなど、一度業者に総点検してもらうのもいいかもしれません。

内装部分の塗装壁は、塗り替えの時期です。



お風呂のバーナー、エコキュートなどの故障がおきやすいのもこの時期です。

10年ひとくぎりで点検してもらうのをおすすめします

10年目~15年目はどの部分も総点検と対策の時期です。

一晩お湯が使えないだけも、生活に支障を来たします。

早め早めの点検を心がけましょう。


新築やリフォームのローンも大変ですが、

無理のない返済プランを組み、こうしたメンテナンス費用も少しずつ貯蓄しておきましょう

人が年を取るのと同じく、家も年を取ります。

適切なメンテナンスが必要不可欠なのです。

早いうちから準備をすすめておきましょう。

 

 

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