サブスクの無駄を見直しましょう

2021/12/17(金) 日々のこと

私は、家計の見直しをするとき、

まずは保険料などの固定費から見直すよう勧めています。

なぜなら、契約時には最適だったプランでも、

今の生活に合っていない可能性があるからです。

また、一度の見直しで継続的に節約できるというメリットもあります。


ところであなたは、定額制サービス(サブスク)を利用していますか?

ほとんど使っていないのに契約し続けているものはありませんか?

 

■サブスクの請求トラブル


トラブルになりやすいのが、『初月無料』などのように、

一定期間を無料で利用できるお試し期間を設けているサブスクです


『無料期間内に解約の申し出が無い場合、自動的に有料プランに移行する』

『有料プラン移行後は、月額または年額を自動的に引き落とす』

という契約の場合、利用者が解約手続きをしない限り支払いは続きます。


そのため、全国の消費生活センターには、サブスクに関する相談が

2021年度以降、毎月500件程度寄せられています。



■相談事例


・メーカーの公式サイトと勘違いして有料質問サイトを利用したところ、

 いつのまにか定額会員に登録されており、月額料金を請求された。


・動画配信サービスの解約忘れを半年後に気づいて事業者に相談したが、

 一度も利用していないにもかかわらず、契約期間中の料金を請求された。


・通販サイトの有料会員に登録したメールアドレスがわからず、解約できない。

 通販サイトに訴えたが、「電話ではそれ以外の方法が無い」と言われた。


・1週間の無料体験のために

 ダイエットトレーニングアプリをダウンロードしたが必要なかった

 退会手続きの方法の記載が無く、

 継続利用の申し込みもしていないのでアプリを削除した。

 削除すれば退会扱いだと思っていたが継続課金になっていた。



■利用明細をチェック


サブスクの料金をクレジット払いに設定しているなら、

これまでのクレジットカードの利用明細をチェックしてみましょう


もし、スマホ料金と一括請求に設定しているサブスクがあるなら、

スマホの利用明細のチェックも必要です。

もしかしたら、スマホを契約時に仕方なく契約したサブスクが

解約されないまま残っているかもしれません。



■国民生活センターによる消費者へのアドバイス


・「無料体験」「無料トライアル」の広告・表示をきっかけにサブスクを申し込む際は、

 契約条件をよく確認してから契約しましょう。


・解約する場合は、事業者の公式ホームページなどで手続き方法を確認しましょう。


・申し込む前に、契約の相手方の事業者名、サービス内容、解約方法を確認しましょう。


・申し込み時の登録情報は解約手続きに必要になるので忘れないようにしましょう。


・利用していないサブスクの支払いがないか、

 クレジットカード等の明細は毎月確認しましょう。


・不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、

 すぐに最寄りの消費生活センター(TEL:188)等へ相談しましょう。

 

 

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