小山 志穗 自己紹介へ

低性能住宅のデメリットと下がる資産価値:価格重視の前に知っておくべきこと

2024/12/23(月) 高性能住宅

マイホームの購入は、人生において大きな決断の一つです。

憧れのマイホームを実現するためには、さまざまな要素を考慮する必要があります。

その中でも、価格面は重要な要素の一つと言えるでしょう。

しかし、価格ばかりを重視して、性能面を軽視してしまうと、思わぬ落とし穴に陥る可能性があります。

この記事では、低性能住宅のデメリット、特に資産価値が下がるという点に焦点を当て、マイホーム選びの際に知っておくべきことを解説します。

低性能住宅のデメリットとは?

低性能住宅とは、断熱性、気密性、耐震性などが低い住宅のことを指します。

価格を抑えるために、これらの性能を犠牲にしているケースが多く見られます。

低性能住宅の主なデメリットは以下の通りです。

  • 冬は寒く、夏は暑い: 断熱性が低いと、外気温の影響を受けやすくなり、冬は暖房費がかさみ、夏は冷房費がかさむことになります。
  • 光熱費が高い: 断熱性や気密性が低いと、室温を一定に保つために多くのエネルギーが必要となり、結果的に光熱費が高くなってしまいます。
  • 結露が発生しやすい: 気密性が低いと、室内と室外の温度差によって結露が発生しやすくなります。結露はカビやダニの原因となり、健康被害を招く可能性もあります。
  • 住宅の寿命が短い: 断熱性や気密性が低いと、住宅の寿命が短くなる可能性があります。
  • 資産価値が下がる: 低性能住宅は、中古市場での評価が低く、売却する際に価格が下がる可能性があります。

低性能住宅の資産価値が下がる理由

低性能住宅の資産価値が下がる理由は、主に以下の点が挙げられます。

  • リフォーム費用が高い: 断熱性能や気密性を高めるためには、大規模なリフォームが必要となる場合があります。
  • 購入者のニーズの変化: 近年、環境問題への関心が高まり、省エネ性能の高い住宅が求められるようになってきました。低性能住宅は、こうした時代のニーズに合致しておらず、購入希望者から敬遠される傾向にあります。
  • 規制の強化: 省エネ性能に関する規制が強化される方向にあり、将来的に低性能住宅の建築が制限される可能性もあります。

まとめ:価格だけでなく、性能も重視しよう

マイホームは、一生に一度の大きな買い物です。価格だけでなく、

性能面も十分に考慮して、後悔のない選択をしてください。

 

低性能住宅を選ぶことは、初期費用を抑えられるというメリットがある一方で、

長期的に見て様々なデメリットが生じる可能性があります。

光熱費の増加、健康被害、資産価値の低下など、様々なリスクを負うことになります。

マイホーム選びの際には、複数の住宅会社を比較検討し、専門家にも相談することをおすすめします。

 

 

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