固定期間選択型の住宅ローンを選ぶ時、覚えておきたいこと

あなたは、固定期間選択型の住宅ローンを利用する予定ですか?

もしそうなら、固定期間が終わる前に

・他の金融機関で借り換える

・同じ金融機関で、引き続き固定金利で利用できるよう相談する

などの準備をした方が良いことを覚えておきましょう。


なぜなら、固定期間が終了するまでに

契約者から金融機関に申し入れが無い場合、

自動的に変動金利に変更されてしまうからです。


住宅ローンの契約をするときは、

どうしても当初の金利や返済額に注目しがちですよね。

しかし、固定期間選択型を選ぶ場合は、

期間終了後の金利や手続きまで理解しておかなければなりません。


たとえば、契約書には、金利について

『当初特約期間終了後は、残りの借入全期間について、

変動・固定共に、各プランの店頭表示金利から年〇%~年△%引き下げます』

といった記載があることでしょう。


また、その手続きについても、先ほど述べたように

固定から変動に切り替える場合は連絡不要ですが、

変動から固定にする場合と固定から固定にする場合は、

・WEBサイトのみで変更可能

・来店による手続きが必要

・手続き期間は金利切替月の1日から約定返済日の前日まで

などのように、金融機関からの指定があるはずです。


これらの内容は必ず確認し、

スケジュール帳で管理したり、

記載箇所を目につきやすいところに貼っておくなどして、

手続き可能期間を過ぎないように注意しましょう。


なお、他行にて借り換える場合は、現在利用している金融機関に、

一括繰り上げ返済をする旨を、一定期間内に事前連絡しなければなりません。

この手続きについても、ネット上で手続きできる場合もあれば、

来店して必要書類に署名押印しなければならない場合もあります。

抵当権の抹消書類など、

書類について打ち合わせる場合もあるので、連絡は早めの方が安心ですよ。

 

 

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