小山 志穗 自己紹介へ

利便性も大切ですが、それ以上に大切なのは安全性です。

2022/05/12(木) 家づくりのこと

こんにちは。

京都府宇治市で自然素材を使った、注文住宅・リフォームを行う工務店

陽だまりハウスです




最近、毎年のように記録的な大雨による被害が発生していますね。

その甚大な被害を目の当たりにして、土地選びの重要性を痛感した方も多かったようです。


避難指示の対象になった場合、

・災害に対応した指定緊急避難場所へ避難する

・近隣のより安全な場所・建物等に避難する

・その時点に居る建物に留まる場合、より安全な部屋等に移動する

といった行動が推奨されています。


しかし、

・避難場所までの経路に増水した河川がある

・自宅に留まるのは不安だが、病気等で避難できない家族がいる

などの事情で、避難したくてもできない場合があります。

これは、決して他人事ではありません。


土地探しの際にハザードマップを調べていますか?

気に入った土地を見つけたら、その都度調べることをお勧めします

ハザードマップは定期的に更新されるので、鮮度の高い情報を捉えるようにしましょう。


そういえば、2年ほど前に改訂された江戸川区の水害ハザードマップは、

「ここにいてはダメです」

「ほとんどの地域が浸水します」

といった強烈な言葉が話題になりましたよね。


たとえ自宅は安全でも、周囲の浸水時間が長ければ、その間自宅に籠城する羽目になるかもしれません。

豪雨災害が多い7~10月にライフラインが止まった自宅で過ごすと熱中症が心配です。

何より、トイレの問題は切実です。


そんなリスクを少しでも減らすには、土地探しの際に、冠水や土砂災害の危険性が低い、安全な土地を選ぶことが大切です。


災害の種類によって安全な避難場所は異なります。

ですから、新居の候補地を見つけたら、大雨や地震などの災害を想定して、

・それぞれの災害に対するリスクはどうか

・避難場所まで安全に避難できるか

をシミュレーションしてみましょう。


家族がより幸せに暮らすためには、安全性の高い土地に、家族の健康を守る家づくりをするのが大前提です。

利便性も大切ですが、安全と健康は何より優先されるべきでしょう

自治体によっては、防災ラジオや防災無線などを通じて、さらにきめ細やかな情報発信をしています。

そんな動きも、土地選びの参考にしたいですね。


 

 

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